こんなときどうする?-学生編-

  • 監修: 東京医科大学病院 臨床検査医学科 助教 備後 真登 先生 助教 近澤 悠志 先生

体育の授業の武道に参加するとき

武道は出血や関節を痛めるリスクが高いスポーツですが、すべての授業を見学しなければならないわけではありません。内容によっては参加も可能です。事前に主治医や武道を指導する先生と相談しておきましょう。もし授業中に痛みや出血が起きた場合は無理をせず、休憩を取って注射をするなど適切な処置を行いましょう。

参加できる内容 参加は避けたほうがよい内容
  • 技の型や素振り、受け身の練習
  • 作法の練習
  • 生徒同士の試合
  • 柔道では投げ技などの大技や固め技は避ける
  • 剣道では防具があっても打ち込みは避ける
そのほかの注意事項
  • 基本的な軽い動作も、繰り返すことで負担がかかるので注意する
  • 練習相手には必要以上に体重をかけないよう注意してもらう
  • 正座はひざや足首の関節への負担になるので注意する
  • 剣道の素足用サポーターなどスポーツ用のサポーターや装具を利用する
体育の授業の武道に参加するとき
体育の授業の武道に参加するとき