血を止めるためには?
- 監修: 聖マリアンナ医科大学病院 小児科 ⻑江千愛 先生 山下敦己 先生
お薬を注しゃしよう
きちんと血を止めるために、お薬を注しゃすることが大切だよ。
いつ注しゃすればいいの?
1 血が出たらすぐに注しゃ!
かた丸くんが、血が出ているところを見つけて、血を止めてくれるよ。
2 血が出る前に注しゃ!
運動会や遠足など、たくさん体を動かす日は、その日の朝に注しゃしておくと、血が出ても、近くにいるかた丸くんがすぐにかけつけてくれるよ。
3 血が出ていなくても、決めた日に注しゃ!
たとえば、月よう日、水よう日、金よう日は注しゃの日と決めて注しゃしておくと、かた丸くんがいつもきみの体の中で見はってくれているから、血が出てもすぐにかけつけてくれるよ。
どうして血が出ていないのに注しゃするの?
血が出ていないときにも注しゃをしておくと、体の中でかた丸くんが見はってくれるから、すぐに血が止まっていたくならないんだ。だからお友だちと同じように学校に行ったり遊んだりできるよ。それに血が出るたびに家に帰ったり、お父さんやお母さんに学校まで来てもらったりするのは大へんだよね。
注しゃは朝が一番!
体育のじゅ業がある日、運動会や遠足のときは、けがをして血が出るかもしれないよね。そんな日は、朝、注しゃをして出かけよう。かた丸くんは、お薬を注しゃした後すぐが一番たくさんいるけど、時間がたつと、少しずつへっていくので、ききめが弱くなるんだよ。