学校の先生方へ

血友病の子どもたちを担当される先生方へ

予防投与

学校行事へ参加するときは…

泊まらない場合

運動会

運動会

  • 心配なときは当日の朝に予防投与をして思いきり頑張る

遠足

遠足

  • ケガをしないように注意してゆっくり歩く
  • 紹介状、健康保険証、製剤、注射セットなどを持っていく

遠足

  • 治療のできる病院へ連絡しておく

泊まりがけの場合

移動教室や修学旅行

修学旅行

修学旅行

出血の心配がある場合は予防投与で対応できます。

  • 紹介状、健康保険証、製剤、注射セットなどを持っていく
  • 治療のできる病院へ連絡しておく

身体に負担がかかり、出血が予想される出来事がある場合、事前に製剤を注射しておくことを予防投与といいます。運動会などで騎馬戦や激しい競技をするときなどが該当します。予防投与できない場合は、出血しないように無理な運動は控えてください。

修学旅行や移動教室においては、自己注射ができる子どもは心配ないので自己管理させてください。登山や岩場などを移動し、出血する心配があれば、予防投与をした方が安心です。初日は家庭で投与し、翌日からは出先で自己注射させてください。自己注射できない子どもは、前もって行き先で注射をしてくれる病院を主治医と相談して連絡を取っておくか、紹介状を持っていくことも大切です。

海外旅行での注意

海外旅行に行く場合、製剤や注射器、注射針などを飛行機に持ち込む場合には、必要な書類を担当医に英語で書いてもらって持参する必要があります。保安上の問題から、液体や針を手荷物として客室内に持ち込むのは制限が厳しいので、必要最小限にとどめ、スーツケースに入れて預けるようにしましょう。機内で出血しないように事前に予防投与しておけば、客室に持ち込む必要はありません。

自己注射と家庭輸注について

原則として小学校5年生になれば、自分で注射を打てるように指導しています。自己注射の許可にあたっては、注射の練習とともに、血友病の知識やどれくらいの量を投与すれば良いかなどを勉強します。また、幼稚園に入園する頃には、多くの保護者が注射できるようになっており、家庭輸注を行っています。

自己注射と家庭輸注について

自己注射と家庭輸注について

学校行事、特に校外での宿泊を伴う行事への参加に不安があります。

少しの配慮さえすれば、全く問題はありません。製剤を持っていく場合、子ども自身が製剤を校外でずっと保存しておくことは負担になります。製剤の保管(冷蔵が望ましいが室温でも可)に協力していただけると助かります。製剤の使用については、本人が自己注射できるようなら任せてかまいません。「長時間見学するのは難しい」などの場合もありますので、予防投与をするか、参加をやめるか、参加後出血した場合に注射するかは本人に判断させてください。ただ、本人が注射できないような年少者の場合は、事前に保護者や病院と相談し、この程度の出血ならこうするといった大まかな線を決めておいてください。また、宿泊先近隣の医療機関を調べておくことも大切でしょう。調べてもわからないようであれば、かかりつけの病院から医療機関の紹介を受けておきます。以前は保護者の同行をお願いしたこともあったようですが、現在はそこまでの必要は特にありません。