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バイエル薬品株式会社

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患者さん・ご家族へ

小さな血友病の子どもさんを持つご家族へ

3.乳幼児期の出血に対する応急手当て

(2)緊急性の高い重篤な出血

1. 頭蓋内出血(頭を打った時)

頭を打った時、対応判断に困った場合は、とりあえず主治医に連絡しましょう。
意識状態に変化なく元気ならば様子を見て下さい。

頭を打った後、すでにお話ししたような頭蓋内出血の症状、例えば、不機嫌、吐くというような症状や、頭を痛がったりボーとしている様子がある場合は頭蓋内出血の可能性が高いので受診しましょう。もし、家庭輸注をすでに始めていてすぐに輸注できるようなら、製剤を注射してから病院に行くことをお勧めします。血友病の子どもさんの場合は亜急性あるいは慢性硬膜下出血といってジワジワ出血が続き、数日後に症状がはっきりすることがありますので、頭を打った後1週間は様子を観察するようにします。もし、その間に何か変わったことがあれば出血の可能性も考えて病院にかかることをお勧めします。

家の上がり口やベッド、遊具(ブランコや滑り台など)から落ちて明らかに頭を強く打った時は、まず主治医に連絡して指示を受けましょう
意識がない、けいれんを起こすような場合は救急車を呼んで病院に行きます

2. 消化管出血

先に述べた消化管出血の症状(吐血、血便)が見られる場合は、子どもさんをすぐに病院へ運ぶ必要があります。家庭輸注をされている場合には、頭の出血の時と同じ位の単位の製剤を注射して病院に行くとよいでしょう。

以上のように乳幼児の出血に対する応急手当てについて述べましたが、最後にもう一度、緊急性が高くすぐに病院に受診(相談)する必要がある出血についておさらいをしておきましょう。

  • 頭蓋内出血(頭を打った時)
  • 明らかに頭を打っていなくても、高いところから転落した場合
  • 消化管出血(吐血、血便)
  • 口の奥や首の周りの皮下出血で、呼吸を妨げる様子がある場合

また、緊急時の対応については、普段お子さんと接する家族全員(例えば、兄弟や祖父母など)や幼稚園・学校関係者にも知らせておくとよいでしょう。ちょっとした異変に早期に気づいてもらえたり、ご両親が不在の時も適切な対応をしてもらえると思います。

患者さん・ご家族へ

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